2021年9月5日日曜日

ベランダにリビングとフラットな高さにタイルを敷く

ベランダにタイルを敷いて、高さをリビング床とフラットにしたい!

ということで、どんなタイルを敷くか、ネットで調べた結果、積水化学のクレガーレ/ヴェルクラッセのプライムセピア色が目を引いた。

新宿のリビングデザインセンターOZONEに、実物を確かめに行った。

タイルのサンプルが置いてあるだけなのだが、百聞は一見に如かずということで、実物を見て。触れることができてよかった。

※リビングデザインセンターOZONEは、初めて訪れた。住宅関連のショールームですね。無料ですし、家を買う/建てる、内装を変えるというような時に、訪れるとアイデアが得られるかもしれないです。


次に、どこに施工を頼むのかという問題がある。

タイルを敷くだけでなく、リビング床とフラットになるようにタイルを敷きたいので、嵩上げが必要である。タイルの高さでは足りず、高さはそろってほしい。

ネットで施工業者を検索するが、これといった業者が見つからない。

フラット施工は対応していないという業者も多い。とりあえずと、タイル敷くだけで見積もりもらったところ、意外に高かった。

フラット施工対応する業者を見つけ、メールで概算見積りを依頼してみた。

面積からおおよそのタイル枚数が計算でき、ネットでざっくりしたタイル単価をしらべて、嵩上げ材も推測して含めて、そこにどれだけ作業工賃をのせるかという見積り項目だと考えると、ざっくりなるほどという値段だった。

実は、フラット施工しない見積りと比べて安くなった。これは業者のネームバリューだと考える。

見積もりと実際とで差額があとから発生する等がないのか、きちんと施工されるのかという懸念がある。

他にここという業者が見つからず、積水化学に問合せ(https://www.eslontimes.com/cregare/)してみたら、すんなりと業者を紹介しますという回答だった。グループ会社を紹介され、そこが引き受けて、下請け業者が施工するということだった。メーカー紹介ならある程度信用できる業者を紹介してくれるものと考えたい。

ベランダの見取り図を送って、概算見積りを出してもらった。先にメールで取った見積りとほぼ同じだった。見積取るところまでは、積水化学の担当者を入れたメールのやり取りだった。

現地調査、見積り、代金振込後に施工ということだった。事前払い。現地調査は無料。

現地調査結果は、概算見積りと同額だった。施工してもらうベランダは、よくある横長のスペースで、上下階に抜ける配管があることと、両隣との境界は、直線ではないことぐらいしか、複雑になりそうな部分はないので、それも見取り図で代替確認できてたということだろう。

ちなみに、ベランダとリビングの高さの差が一定以上一定以下でないとフラットにはできない。嵩上げ材の調整できる高さとタイルの高さによるためである。

現地調査では、ベランダとリビングの高さをチェックされた。

消費税、出張費等含めてその他の一切の費用が追加発生しないことを確認した。

業者側が忙しいらしく、現地調査から見積りまで約1週間、施工日はそこら1か月後となった。

施工日の1週間前に連絡があり、施行に1日半必要といわれ、日程も変更することになった。こちらの都合もあり、1日目午後半日と、間があいた2日目1日とするということになった。再度連絡があり、最初の施工日半日だと作業が中途半端な状態で放置することになるので、1日目は丸1日にしてほしいということだった。

1日目に嵩上げ作業、次の半日でタイル敷き作業ということだった。

最初の日程調整時に言ってもらいたかった。窓口担当者が、施工について理解がなかったのだろう。話していて、悪気はないのはわかるのだが (^^;

日曜日と月曜日だが、月曜日テレワークだし、僕が作業するわけではないからいいだろう (^^ゞ

初日9:00~17:00ということで、業者は9:00ぴったしにやってきた。少し早めに来て、時間見て呼び出ししたものと思われる。正確に時間を合わせてくるなんて、この下請け業者の担当者は、基本ができてるなあとちょっと感心。社会人としては当たり前であってほしいけど、日程調整を考えるとね...(^^)

作業員2人で、二人とも挨拶、説明など丁寧で、ちょっと安心。


デッキオTという嵩上げ材を、リビングと高さが合うように高さ調整して、ベランダに敷き詰める。

最初、ベランダ全体の高さを、リビングと同じ高さになるようにしたいという意向だと受け取っていたようで、リビングとの高さ調整を作業員二人で相談中の会話で気が付いた。ベランダそのものは排水のため、そもそもリビングから外側にある排水溝へ向かって緩やかな傾斜が付いている。完全に水平にして、雨が降った時にリビング側に流れてくると困るので、ベランダの傾斜を保ってもらいたいとお願いした。ベランダとの接続部分の高さを合わせ、そこからはベランダの傾斜にあわせて嵩上げ材を敷いてもらう。当初の完全水平にするには、設置する嵩上げ材1つ1つベランダの傾斜を打ち消すように高さ調整が必要で、そのため丸一日の時間が必要という見積りだった模様。

もうひとつ確認したことは、ベランダのリビングと逆側には排水の溝があるが、溝の部分はタイルを敷かないでオープンにするのか、タイルを敷くのかという問題。作業担当者は、即答、タイル敷きますよということだった。「敷かないということもできますが、敷いてしまった方が(見栄え、使い勝手が←推測)いいんじゃないですか。」「敷かない家もありますが、普通は敷きます」という回答だった。

大雨になった時に、水があふれてリビングに入ってくるということはないだろうかという懸念について聞いたところ、それがあるとすれば、排水溝にゴミが詰まり、水が流れない状態だが、タイル敷いてしまえば、そうなるようなゴミが入り込むことはなくなるから、問題ないとうことだった。うちのベランダは手摺はスリットの仕切りではなく、パネルの仕切りのため、排水が間に合わずベランダに水があふれるほどの雨が吹き込むなんてことは考えらないし、最悪、タイルをはがすことはできるから、いざとなったら1、2枚はがせばいいか等、20秒ほどぐるぐる考えた結果、業者の想定通り全面タイルを敷くことにした。後日、試しにバケツで水をぶちまけてみた。あっというまにタイルの隙間から流れてしまい、大きく広がるということもなかった。


ベランダの傾斜に一律合わせるのであれば、調整が難しくないということで、昼過ぎには、嵩上げ材の施工が終了した。ベランダの端や、パイプのあるところは、嵩上げ材をカットして、きっちりと敷き詰められた。1日目は嵩上げだけの予定だったが、午後の残りの時間で全作業を完了できるということ。、時間があればタイル敷きの一部作業することにしてあったようで、タイルは車に積んでありますとのこと。ということで、午後は嵩上げしたベランダにタイルを敷き詰めていく。タイルもベランダの形状やパイプに合わせてカットして、きっちりと敷き詰められていく。途中、形状合わせでのタイルカットで、どこまできちっと詰めるかと、ミリ単位の議論がされていた。ある程度の誤差がでるのは、仕方ないと思うところだが、この二人は丁寧な仕事をする人たちであった。

施工後は、タイルカットで出た埃をバキュームで吸い取り、ゴミもきちんと片付けて、撤収となった。


日程調整とか施工まで、意外と時間がかかり、ちょっと面倒なやり取りがあったが、施工自体がとてもスムーズに、丁寧な仕事をしてもらったおかげで、やってよかったと、ベランダを眺めました。翌日作業もなくなったし。

結局最後は、この手の施工は、作業員の人しだいというところは、免れないかもしれないなあと思う。引越なんかも同じだな。


ところで、施工までばたばたしたこともあり、すっかり代金の振込を忘れてました。業者側からも請求もなく、施工後数日しても連絡なし。

こちらから請求書(振込先)送ってくれれば、振り込みますとメールしたら、請求書作成して送付しますという返答だった。すぐにメールが来るかと思ったら、1週間程度後に郵送で請求書が送られてきたので、振り込みました。見積はPDFだったのに。その後、音沙汰がないですが、窓口担当者は、悪い人ではなかったです(^^)


生活の中心がリビングダイニングの部屋なので、サッシを通していつも目にするベランダが、素敵だと自己満足できる状態であることは、ちょっと気分がいいなと思う。


2021年の6月から8月には、集中豪雨のような雨降りが何度もあったが、ベランダに雨が溜まるようなことは一度もなかった。


2021.9.5

2021年3月3日水曜日

 オーデリック シーリングファンライト WF446PC1


リビングのメインライトとして、シーリングファンライトを購入した。

実物が見たかったのと、エアコンとの距離がとれない問題を確認するために、オーデリックのショールームに行ってみたのが、2020年8月だった。

ショールームは混雑はしておらず、ゆっくり見ることができた。

オーデリックのたくさんの商品が展示されていて、実物を目で見て確認できるのはありがたい。

エアコンとの距離の問題は、壁の距離同様に、好ましくない条件だが、絶対にダメとはいえず、故障リスクは、自己責任での判断ということになるとのことだった。まあ想定通りの、自己責任ですね。

オーデリックには、いくつもの種類のシーリングファンライトがあるが、値段とデザインから、WF446PC1が希望。調光が不要ならWF446LC2が少し安い値段である。定価9万円のところ、ネットで4万円ほどで購入できる。

この値段で買えるならと、思い切って購入することにした。

コストを抑えるため、取付は、自分で行った。

箱二つで届き、中には取扱説明書と施工説明書が入っていた。

施行説明書を見れば、取付作業は複雑なものではないように思える。


実際に取付けてみての留意する点を挙げておく。


施行説明書は、一通り目を通して、実物部品を確認しておくことをお勧めする。

説明書の絵で見るとの、実物とは幾分印象が違う場合があると思う。

シーリングファンライトを取付ける自宅の天井の配線器具が、どのタイプなのかは、購入前に確認していると思うが、実際に説明書と照らし合わせておく。

うちの場合、耳付き埋込ローゼットの取付ピッチ66.7mmだった。

組立部品、ネジは、パーツとして用意されている場合と、パーツにあらかじめ付いているものを自身で外して、取付に使用する場合がある。天井に取り付けたパーツから、ネジを外すのは面倒なので、説明書を一通り読んで、そのパーツを取り付ける前に外しておくようにしたい。マニュアルに従って作業すると、取外しはあとで判明することになるので注意したい。


取付の一番の難所が、最初のアタッチメントの配線器具(ローゼット)への取付である。

僕の場合、まずアタッチメントと埋込ローゼットプレートの張り合わせが、あらかじめ埋込ローゼットプレートについている両面テープではできなかった。貼り合わせてみるが、テープの部分に隙間ができて、張り付かない。しかたなく、埋込ローゼットプレート側から埋込ローゼットプレートとアタッチメントを養生テープで固定した。

次に、天井のローゼットのネジを外すのだが、そうするとローゼットが天井から外れ、垂れ下がることになる。ローゼットと、張り合わせた埋込ローゼットプレート+アタッチメントを一体としてネジ締めするのだが、ローゼットが固定されいないのに、ネジ穴をアタッチメントと合わせてネジを締める作業が非常に困難なのである。ローゼットプレート+アタッチメントはそこそこ重量があり、天井に向けて持ち上げたまま、ローゼットの位置を固定し、穴を合わせ、ネジを締める。この作業と、ファン本体取付、灯具本体取付は、一人で行うのは大変なので、ぶつぶつ言われながら妻に手伝ってもらった。

ここで問題が発生、ローゼットの耳の穴のねじ締めは、12mmネジで問題なくできるが、ローゼット固定穴は、ローゼットプレート+アタッチメントの厚みがあり、15mmネジが用意されているが、これでは長さが足りないのである。

最初はローゼットを固定するネジ穴とローゼット、ローゼットプレート+アタッチメントの穴が合わないのかと、なんどもトライし、よくよく長さを確認して長さが足りないことが判明した。疲れた(>_<)

仕方なく、ホームセンターで、なべネジM3.5 20mm(約100円)を買ってきた。

無事アタッチメント固定できた。


ここからは、説明書をしっかり確認しつつ、作業を進めた。

ファンの本体の取付時に、アタッチメントのフックに、落下防止ひものフックをかけるのだが、アタッチメントのフックの曲がりが浅く、落下防止ひもは、ひもではなくワイヤーケーブルなので張りがあり、アタッチメントのフックから外れやすい。落下防止ひものフックのかかりが維持されるのか心配である。それでも、本体のカバーさえしてしまえば、本体の落下防止は関係ないかと気にしないことにした。


羽根の取付は、ファンの回転時のブレにつながるため、できるだけ均一にネジ締めするように気を付けた。5つの羽根をそれぞれ組んで、最後につの羽根のネジをできるだけ同じ強さで締め増しした。羽根の本体への取付時は、ネジをしっかり締めれば大丈夫。

ここで、電源を入れて、ファンが回るかどうか確認する。

灯具を取り付けてから不具合があると、灯具を外して作業することになるので、この時点でした方がよいだろう。

無事ファンが回り、動作確認できた。スムーズに羽根が回り、変なブレもなく、バランス調整は必要なさそうだった。


灯具の取付では、灯具のヘッドカバーの容積に余裕がなく、電源コネクタをカバー内に無理やり押し込んでヘッドカバーを取り付けた(^^ゞ

グローブ(ランプのカバー)の取付について、説明書の取付け説明部分ではなく、最初の方の各部名称ページに、指紋が付きやすいからゴム手袋を着用して取扱ように注意書きがあるので、気を付けたい。

ということで、取付完了!

いざ始動!

ライトは無事付、ファンも回る。ライトの調光、ファンの強弱ともに問題なし。


ここで判明したのは、同じリビングに取り付けられた別のオーデリックのシーリングライトが、リモコンに同時に反応することである。

まあ、これはチャンネル変更すれば問題なしと、ファンライトのチャネルをデフォルトの1から2へ変更することにした。

施行説明書ではなく、取扱説明書に方法が記載されている。

本体に切り替えスイッチ(ch1⇔ch2)があり、リモコンにも切り替えスイッチ(ch1⇔ch2)がある。

本体の切り替えをしようとスイッチを探すと、切替スイッチの穴があるが、肝心のスイッチのトリガーがないΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

施行説明書の絵を見る限り、トリガーが出ているように見える。もしかして、不良品。

中に埋もれているのかと、覗こうとするが、穴の中が目線の上でよく見えない。

手元にあったドライバーを差し込んでみたら、電気がショートしてブレーカーが落ちた! やべぇ~! なにやってんだ、俺!

ブレーカー戻して、電源入れなおしたら、無事ライトもファンも動き、その他ビデオレコーダーとか問題なくて、ほっとした(^^;

翌日、オーデリックに電話したところ、切り替えのトリガーは穴の中にあるとのこと。穴の中がのぞけるように、足場の高さを上げ、目線をあげて、穴の中を確認したところ、穴の下側の方にトリガーがあった。ドライバーではなく、プラスチックの棒の先でトリガーをスライドさせた。

結果は、無事チャンネル切り替えができた。


苦労はあったが、シーリングファンライトをつけてよかった。

安く買え、取付も自分でやった満足感もある。

ファンの音は強でも静かだが、基本弱で使うため、まったく気にならない。

本当に静かにして、聞き入れば、動作音が聞こえる。とはいえ、寝室じゃないのでそこまで神経質に耳を澄ますことはない。シャープの加湿器の音の方が大きい。

ライトも明るく、電球色と調光もでき、いい感じである。リビングダイニングにはこれのほかにダイニングテーブルの上にシーリングライトがあり、2灯構成なので、二つをつければ全体が十分に明るい。


2021.2.15