2019年3月31日日曜日

F1@DAZNその後と放送局の戦略

2018年シーズンのF1は、スカパーのフジテレビNEXTから、DAZN for docomoで視聴してきた。

DAZNにしたメリット;
月額料金が安い。
F1以外にも見るプログラムがあるフジテレビNEXTはF1以外は見たい番組が全くなく、DAZNではF2、F3が見れる上、JリーグやVリーグ、野球、テニス等も見れる。
興味本位で買って放置されたAmazon Fire TV Stickが活用された。古いTVでも簡単に、DAZN等のネットビデオにアクセスでき、Amazonビデオも視聴できる。

DAZNにしたデメリット;
使い勝手が悪い。
ライブで見るより、録画視聴が多いため、ビデオ録画にくらべてDAZNの使い勝手の悪さが非常に目立つ。
ライブを遅れて視聴を始めると、放送途中から始まり、開始ポイントまで手動で戻さないと最初から見れない。よって、途中から見てしまうことになる。F1等途中経過を知りたくない場合、最悪である。
録画ができないうえ、1週間しか再試聴できず、ネットのいつでも!というメリットがまったく感じられない。ネットであることが、録画できないというデメリットとして感じることになる。
ライブの当日に遅れて視聴すると、途中で再生が停止し、再開しようとすると放送の最初からしか再生できないことがよくある。
チャプター設定がなく、設定もできないため、巻き戻し先送りなどの操作が非効率になる。
ビデオだとできる1.5倍速音声つき再生ができない。


DZANはネット視聴のため見たいときに見れるのが本来の売りのはずだが、見たいときにすんなり観れない、再生期間が1週間限定というTV録画に劣るサービスである。当初は仕方ないと思ったが、未だに解消されない使い勝手の悪さにはちょっと辟易する。
安いから我慢しているというが正直なところ。
フジテレビNEXTよりプログラムが断然ましだけど、F1以外はあまり見る時間もなく、ほとんど見ていない。だいたい1週間しか再生できる期間がないので、F1シーズンは特に時間がない。
DAZNには見たいときにいつでも見れるサービスに改善してもらいたい。

2019年もDAZNで行くけど、それは値段(ドコモ+DAZN)による決定。
DAZNでしかみれないプログラムがある場合は選択肢はないことになるが、F1の場合、スカパーで見ることができる。F2、F3がみれることはメリットだが、現実、あまり見ていない。どちらかというと、F1のほかには、スパーGTやフォーミュラーEをみたいというのが本音だ。
よって、標準値段なら、迷わず、フジテレビ@スカパーに戻る。

フジテレビは、NEXTのコンセプトを集中して、モータースポーツ番組の充実に努めてほしい。F1+FE、F1+F2+F3か、F1+GTとしてほしい。それで値段が税込み2000円以下なら大歓迎。
F1以外は金のかからないもので、適当に埋めとくというにはやめるべき、F1以外、ネクストを契約したいという人はほとんどいないのではないか。多少いてもそれはビジネス的に成り立つものとは思えない。
1つの面として、モータースポーツのフジテレビをもっと戦略的にプロモートしてきてもよかったのに、ちょっと業績悪くなると軸がぶれるあたりは、日本の会社らしい。それでもF1を含めてやめて新しい戦略でいくならいいが、いまのフジテレビの核はなんだろう。地上波、BS、衛星、ネット等多数のチャネルをどう活用するか、チャネル毎に戦略を持たせるのか、フジテレビという戦略をすべてのチャネルに持たせるのか、その場合チャネルをどう活用するのか。
フジテレビに限らず、日本の放送局は、他放送を横目で見ながらよろずのプログラム、場当たりなプログラムを作るのではなく、個性を意識する時代になってきているのではないか。
ネットビデオが普通になるなか、チャネルをどう活用するのかも考える必要がある。
個別のプログラムがあたるかはずれるかという状況ではなく、すべての視聴者を獲得するのではなく、この視聴者は全体の●%を占め、それを獲得するという戦略の明確化を多数のチャネルがあるのだから、トライすべきだろう。
というのは、私の願望だけど(^^;

2019.3.31
2019.4.21更新

BluetoothヘッドホンSONY MDR-NWBT20NとサンワMM-BTUD44

妻がTVを見ている時に、同じリビングでPCから音楽を聴いたりする場合にはヘッドホンを使うが、これまでコード付きのものを使っていた。
ちょっと飲み物を取りに行ったりと席を立つときは、当然ながらヘッドホンを外さなければならない。その間音楽などは聴けないことになる。そこで、Bluetoothヘッドホンを買うことにした。
外出時にも使えるようにとノイズキャンセリング機能(NC)のあるものから探した。
外出時はNCは必須だと思っている。外ではほとんど音楽などを聴く習慣はないが、通勤時に音楽等を聴いた時期があったが、その時もNC付きのソニーのインナーヘッドフォンを買って使った。NCがないと音量をあげないと周囲のノイズのためにまともに音楽などは聴けない。特にクラシックを聴くのヘッドホンあれば、必須だろう。音量を上げればいいと考える人もいるだろうが、耳にもよくないだろうし、音漏れして周囲も不快にすることになる。
とはいえ、ヘッドホンで音楽を聴くことはそれほど多くなく、ましてや外出時に聴くことは少ないので、ほとんどきまぐれで買うようなものなので、できるだけ安いものから選ぶことにした。
BlueTooth、インナータイプ、NC付で探したところ、最近は左右分離したタイプのものが沢山出ていて、NC付きは数が限られ、高い(^^;
完全分離であることにはこだわらない。というか、どちらかというと避けたい。あんな小さくなっていると、自分の様な管理がイージーな人はなくしてしまいそうである(^^ゞ
ということで、発売から時間は経っている製品だが、手ごろ値段でソニーの製品であるMDR-NWBT20Nを買うことにした。MDR-EX31BNと悩んだ。こちらは高機能タイプだが、ホールド機能がない。これまでの経験からホールドタイプもNCと同様に重要な機能だと考えるので、値段も安いこちらを選択した。値段は2000円ほどの違いなので、ホールド機能が付いていれば、通話機能と高音質コーディック;AACとaptX対応を試してみるためにMDR-EX31BNを買ってもよかっただが。外での通話時、周囲の音は意外とうるさく、NCはなくともインナータイプのイヤフォンを使うがよいと考える。いちいちセットするのが面倒なんだけど。

自作したPCにはBluetooth機能はないため、あわせてUSB接続タイプのBluetoothアダプタをかった。サンワMM-BTUD44。より出力の強い上位機種もあったが、そんなに広い部屋ではないので、Class2のこちらを購入。
Bluetoothアダプタは、PCがWindows10のため、USBに刺すだけで認識し、ドライバーのインストールなどの面倒な作業も何もいらない。ヘッドフォンとのペアリングをするだけである。
マニュアルはわかりにくいので、ネットで調べてやってみれば、簡単にできた。
ネットで調べてわかりやすかったマニュアルは、エレコムだった(^^;
サンワを買わずに、エレコムにすればよかった。商品に差があれば別だが、同じならソフト面までケアされている商品を選びたい。そのような顧客サービスをすすめる会社を支持しないと、単純に安いだけのような商品が席巻するのは決して良い事ではないと思う。
そうなるかどうかは、結局消費者の選択による。消費者にも選択責任というようなものがあると考える。あくまで、個人的なことなので、人それぞれの選択でいいのだが。

重要かも...
PCには自分で後付けしたUSB3.0につけて使用している。USB2.0だとなぜか音切れが発生する。アダプタの説明では、USB1.1か2.0と書いてあるのだが。

USBは様々な機器とのインターフェイスとして多用するため、接続性は確かなものであってほしい。今回のケースではないが、例えば、USBのバージョンは上位互換のはずだが、なぜかUSB2.0の機器をPCの3.0に接続するととだめで、2.0に接続するとOKだったりする。USBケーブルがダメな場合もあった。タブレットやスマホをそのケーブルでPCにつないでファイルを授受をしようとしたところ、ある時からうまく接続できなくなった。Windows10のアップデートのせいかと疑ったが、USB2.0で接続すると接続できるのである。しかし、これまでつかっていたUSB3.0だと接続できなくなった。ためにしに、あとから買った別のケーブルで接続したところ、すんなりUSB3.0で接続できたのである。何度やっても同じだったので、そのケーブルは廃棄した。

BluetoothヘッドホンSONY MDR-NWBT20NとサンワMM-BTUD44の使い心地は快適である。
今はまだ慣れておらず、席を立つときに思わずインナーフォンを外そうとしてしてしまうときがある(^^ゞ
外ではまだ使っていない。

<参考>
Windows10 Bluetooth ペアリング ヘッドフォン
①設定/デバイス
②「Bluetoothとその他のデバイス」で、Bluetoothをオンにする。
※Bluetoothのスライドボタンの表示がない場合;パソコンにBluetoothが搭載されていない/認識されていない可能性がある。
③「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を選択する。
④「デバイスを追加する」画面でBluetoothを選択する。
周辺にあるBluetoothデバイスの検索状態となる。
⑤接続したいBluetooth機器をペアリングモードにする。
⑥検出されたBluetooth機器が画面に表示されるので。接続したい機器をクリックする。
「ペアリング」が開始され、接続試行中と表示される。
⑦「接続済み」になったら完了。

2019.3.31

2019年3月24日日曜日

SyncToyによるPCバックアップ

PCのデータバックアップは、メディアへのバックアップを行ってきた。
これのいいところは、保存メディアのデータファイルを解凍などの加工することなく即使えることである。
昔は、フロッピーディスクやアイオメガZIPディスクなどだったが、だんだんデータ・ファイルのサイズが大きくなり、メディアもDVD、BDなども出てきたが、これらはWrite Onceが基本で、なにより読み書きが遅い。
それを補うバックアップツールによる圧縮保存などもあるが、これでは保存先のファイルを使用する際、ひと手間かけないと使用できないのが更に面倒に感じてしまう。

HDDが大容量化し、値段も安くなってきたころからは、裸族のお立ち台(CROSEU3S)をHDDドライブとして、HDDをバックアップメディアとして使用するようになった。
HDDへデータバックアップする際、手作業でフォルダやファイルを選択コピーするのは非常に手間がかかるので、バックアップツールを探した。コピーツールといったほうが正確かもしれない。XCOPYをバッチを組んで使うとかがネットではあったが、MSのSyncToyを見つけて試したところ、自分の使い方にはちょうどよく、それ以来使い続けている。
使い勝手がもう少しよくなってほしいところもあるのだが、無料だし、これに代わるものは見つけていないし、たいした問題でもないため、探す手間もかけてない(^^;

バックアップの仕方
①お立ち台をPCにUSBで接続する。
②HDDをお立ち台に刺す。
③お立ち台の電源を入れる。
④SyncToyを起動し、あらかじめ設定したバックアップをクリックして実行する。
※バックアップ用HDDは複数用意しておき、バックアップする度に順番に選択する。

SyncToyのよいのは、シンプルな使い方と、バックアップのファイルコピー自体が非常に早いことである。
手作業で、フォルダを選び、コピーを実行するより、断然早い。
よって、バックアップ作業にそれほど時間を取られないのである。
最初の1回目は全データをバックアップとるので多少時間はかかるが、その後は、差分だけバックアップするだけなので、時間はあまりかからない。
バックアップの仕方も、同期、エコー(同期との違いは、コピー元の変更をコピー先に反映するだけで、コピー先の変更はコピー元に反映されない。)、コントリビュート(コピー元の変化のうち、ファイル追加やファイル更新をコピー先に反映するが、ファイル削除は反映しない。)の3つから選択できる。個人的にはエコーしか使ったことがない。

使い勝手の改善してほしい点は、バックアップ設定の変更できる条件が限定的で、変更元・変更先のドライブレターの変更ができないなど、変更元、変更先の微修正ができないこと。この場合、設定を削除し、再設定することになる。大した手間ではないし、頻繁に行うことではないので、大した問題ではないのだが。
バックアップ用HDDを複数使うため、HDD毎のバックアップ設定をまとめて実行したいのだが、設定全部を実行するか、個別実行かしかない。設定をグルーピングする機能があるといいのだが、こんな使い方する人はあまりいないのだろうね。

お立ち台をつかっているのは、バックアップ用HDDをPCに接続したままにしたくないためである。接続したままだとマルウェア対策にならないと考える。
バックアップ時のみPCに接続し、バックアップ終了後は速やかにPCから切り離す。
また、上記に書いた通りバックアップ用HDDは複数用意し、順番に使用しているからである。これはHDDの故障の対応のためである。またHDDは同じ場所に保管せず、保管場所を変えて置くことで、なにかあった場合、すべてのHDDが同時に使えなくなることを極力避けるためである。

HDDのミラーリングや、NASによるバックアップなどもあるが、常時接続しないバックアップ先を確保するため、ちょっと面倒な手間をかけている。

裸族のお立ち台は、HDDドライブとして非常に便利だなと感じている。
外付けHDDやケースも使ったことがあるが、ケースに入れるのも面倒で、FDDのように入れ替えができるのが便利である。
なんせHDDが安くなった。メディア事情などが変われば、バックアップ方法も変える必要があるかもしれないが、いまの状況ではこれが一番良いかなと考える。
もっと大量に、頻繁にファイル作成される人は、SyncToyを使うとはいえ、いちいちバックアップ作業をすることが面倒で、未バックアップファイルのリスクが大きいため、NAS等によるミラーリングなどになるのだろう。

MSには、SyncToyの提供ともうすこしの改善を継続してほしい。

2019.3.24
2019.4.21